逆流性食道炎の人は禁煙補助剤に注意

胃には胃酸が、十二指腸には十二指腸液があります。
これらは、食べた物を消化する、つまり溶かして分解する作用があります。
これらが食道に逆流してきてしまう病気が、逆流性食道炎です。

食道は、食べ物が胃に到達するまでに通る管ですから、消化する場所ではありません。
そのため食道の内壁は、胃酸や十二指腸液による刺激に耐えられるような強さを持っていません。
したがってそれらが逆流してくると、食道の内壁はダメージを受けてただれてしまいます。
すると、胸が熱くなったり痛みを感じたりするようになります。

この逆流性食道炎は、胃の機能が低下して腸まで食べ物をしっかり運ぶ力が衰えることで発症します。
また、嘔吐によっても起こります。
嘔吐をすると、胃の中の食べ物が胃酸と一緒に食道を逆流してくるからです。

そのため逆流性食道炎の人は、嘔吐しないように気をつけつつ胃の機能を向上させることが大事です。
特に、禁煙補助剤に注意する必要があります。
禁煙補助剤は、禁煙するためには非常に有効な薬ですが、吐き気をもよおすという副作用があります。
健康のための禁煙が、逆流食道炎を発症させたり悪化させたりしてしまうのです。

禁煙補助剤を使用する人は、いったん胃の機能を正常なレベルに戻しておくことが大事です。